【INDEX】 |
1.Crossing the Threshold 敷居をまたぐチェーホフのいう、「Crossing the Threshold」エクササイズは、俳優が日常生活から演劇のクリエイティブな世界に入る移行として捉えています。稽古に入るときと、稽古から日常生活に戻る切り替えです。
|
2.Making Contact コミュニケーションをとるこのエクササイズの目的は、お互いがリラックスして、助け合いの空気を作ったり、自信を深めたりすることです。誰しも、自分自身や相手に、不安や恐れがあるものですから。
|
3.Confidence 自信「自信」という感覚、もしくは「よくやった」という感覚を俳優は持つべきだとチェーホフは考えます。終演後、演技がよかったにせよ、悪かったにせよ、様々な批評が自分の中に沸いて出てきます。絶えずネガティブなことを囁きかけるそれを、チェーホフは「デビル」と呼びました。
|
4.Concentration 集中
|
5.Significance 全て間があり意味があるチェーホフは、「全てのアクションは、芸術の小さな部品である」と教えました。一つのアクションを終え、次のアクションに移るときに間があります。それが僅かであっても。例え、身体が止まっているように見えたとしても、内部のプロセスはあり、次のアクションへと変化していっているのです。
|
The Four Brothers 「フォー・ブラザーズ」 ・The Feeling of Ease 「安」の感 ・The Feeling of Form 「形」の感 ・The Feeling of Beauty 「美」の感 ・The Feeling of Entirety/The Whole 「全」 の感 |
6.The Feeling of Ease 「安」の感
|
7.The Feeling of Form 「形」の感
|
|
9.The Feeling of the Whole / Entirety 「全」の感
|
チェーホフは、出演者と観客を結びつけるものとしてアトモスフィア(空気・雰囲気)を重要視しました。これがつくられると、観客を取り込むこともできるのです。 |
|
|
|
|
15.Imaginary Bodies イマジナリー・ボディー
|
マイケル・チェーホフは、稽古場での雰囲気として、「温かさ」「親密さ」「自由さ」を求めています。また、「楽しい」ものであることも認識しています。