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THEATRE GAMES シアターゲーム
シアターゲーム集*無断転載・複製を禁じます。

(01)Changing Places-イメージの世界へ-
不安からの解放、リラクゼーション、イマジネーション、五感

a. 15分から20分、座るのに苦痛にならない場所を見つける。目を閉じ、呼吸を意識する。そして、必要なら深呼吸をして、呼吸を落ち着かせる。そうすることでリラックスさせる。息を吐く毎に、身体がイスに深く沈むのを感じる。
b. リラックスさせるとき、静かで落ち着ける場所に自分が座っているところを想像する。心地よく、穏やかで、ストレスに感じるものはなにもない。……あなたはどこにいるのか? おそらく山か海岸、森か、牧草地か……色々な場所が思い浮かぶだろう。一つの場所に定めて他のイメージを消す。その場所に座っていることを想像する。そこがどんなに静かで心地よい場所か……。
c. 前を真っ直ぐ見てみよう。何が見えるだろうか……? どんなものが……色は……形は……模様は……動いている物は目に映らないか……? 季節は……時間は何時頃だろうか……天気は……? 近くにはなにがある……? 遠くのほうにはなにがある……?
  では、右側を見てみよう。何が見える……? どんな形で、どんな色で、どんな模様……? その場所から聞こえてくる音は……水かもしれない、風かもしれない、鳥や獣の鳴き声かもしれない……。近くからはどんな音が聞こえる? 遠くからはどんな音が?
  では、今度は左側を見てみよう。何が見えるのか? どんな形・色・模様……。感じるにおいはないか。木の匂い、花の香り……? それらのにおいは何かを思い出させないだろうか? 周りにあるものに手を触れてみよう。固い・柔らかい? ごつごつしている? それともなめらか? 温かい、冷たい? 湿っている、乾いている? 元の姿勢に戻って、また真っ直ぐに遠くを見つめよう……。
d. イメージを一旦消して、目をつぶったまま、部屋の中で座っている自分を意識する。イスにのしかかる自分の重みを感じて……特に、両手の重み……。右手で左手の親指を握りしめてみよう。徐々に力を入れていく。その刺激と共に、また穏やかな空想の世界へと飛び立つ……。静かで平和な場所。あなたは座って前を向いている。また何かを探してみよう……。何が見える……?その色・形……どんどんはっきりしてくる。動いている物は……? 季節はいつだろう? 時間は、天気は……? 目の前にはなにがある? 遠くには何がある……?
e. さあ、また元の場所に帰ってこよう。元の部屋に戻ってこよう。……握った親指を外し、ゆっくりと目を開ける。

トレーナーが語りかけてイメージの世界に誘導してあげよう。イメージと五感が開放されていくか。終わった後、どのくらい鮮明にイメージできたかや、においや感触を感じられたか聞いてみよう。

(02)Stuck in the Mud-鬼ごっこ-
身体の解放、エネルギー

a. 二人か、二人以上の鬼を決める。
b. 残りの人は、鬼に捕まらないように逃げる。つかまったら、そこから動けない。仲間が股の間をくぐれば解放される。(もしくは帽子をかぶり、仲間がその帽子を捨てれば解放。鬼は最初帽子を人数分持っており、つかまえたらかぶせる。仲間に助けられ、帽子を捨てられたら帽子を拾わないといけない)

単なる鬼ごっこの要領だと思って軽んじるかもしれないけれど、この種のゲームは過度の緊張を和らげる。エネルギーを自然と出すことになるので、まだみんながゲームに慣れていないときにも有効だ。

(03)Structures-組体操-
信頼、集中、ボディーコントロール

a. 2〜8人程度のグループに分ける。
b. グループのリーダーが相手グループにお題を出し、そのお題を、組体操のように合体して現す。
   例えば、【橋】【木】【ビル】【飛行機】【車】【東京タワー】など。
崩れずに、動くことができるかやってみる。

身体を使ったゲームの場合、人に触れられたり人に触れることを躊躇するのも見受けられる。男のグループ、女のグループと分けたり、無理強いをさせず、徐々に抵抗感をなくしてあげるよう配慮しよう。

(04)Trust Walk-人間ラジコン-
信頼、五感

a. ペアを作る。
b. 一人は目隠しをする。そして、もう一人が声で動きを指示する。「歩いて」「止まって」「右に曲がって」「しゃがんで」というように。目隠しをしているほうは、その声に従って動く。壁にぶつからないよう、うまく誘導する。
c. 2ペア同時に行う。 お互いぶつからないよううまく誘導する。
d. 3ペア同時に行う。

危険が伴うため、目隠しをしているほうは軽く手を前に出しておいたほうがいいかもしれない。指示する方が、特に気をつけて誘導してあげること。クラッシュが多いと、信頼は失われる。最初は、目隠しをせずに行ってもいい。

(05)Zip Zap−ジップ ザップ−
エネルギー、反応、集中

a. 5〜8人くらいのグループで、円になって立つ。
b. エネルギーを次々に誰かに受け渡していくゲームです。素早く反応し、エネルギーを爆発させて行うのがポイント。間違えたりして、止まったら、そこからまたやり直す。
c. エネルギーを誰かに渡す、三つの方法がある。この三つを使い分けること。
ジップ……隣り合わない相手にエネルギーを渡せる。片足をその相手の方向に踏みだし、両手の平を合わせて相手に向ける。このとき「ジップ!」と叫ぶ。
ザップ……隣りの相手にエネルギーを渡せる。片足をその相手の方向に踏みだし、相手がいる側の手を横に出して「ザップ!」と叫ぶ。
ポップ……相手からきたエネルギーを直接相手にはねかえせる。両腕をクロスし、「ポップ!」と叫んで防御する。

非常に熱中するゲーム。慣れてきたらどんどんスピードを上げていってもらいたい。考える時間なく、瞬時に反応できるように。言葉と動作が混同して間違うことが多いと思うが、それは頭と身体のリンクが未発達という証拠。エネルギー不足にならないよう、大きな動作で行うことに注意しよう。

(06)Exchange−かわるがわる−
身体のawareness(意識)

a. 膝を立てて寝る。目を閉じ、呼吸を整える。心地よい、リラックスした状態をつくる。
b. 右腕に力を入れる。数秒後、解放。全ての緊張が完全にゆるめられたことを確かめる。
c. 左腕も同様に行う。
d. 10秒おきにかわるがわる繰り返す。
e. 徐々に交替する時間を縮めていく。流れるように。
f. 脚や手、上腕など、部位を替えてやってみる。

緊張と解放を繰り返すことで、身体の意識を高める。リラックス状態と緊張状態をよく感じられるように促そう。特に解放しても、まだ無意識に力が入っている場合がある。

(07)Milling−うろうろ−
エネルギー開放、反応、アンサンブル

a. リーダーからのシンプルな指示を聞きながら部屋を動き回る。例えば、「止まれ」「動け」「方向を変えろ」 
b. 動きと意識を同調させる。例えば、部屋の中を歩いている間、お互いが積極的にコミュニケーションをとる。例えば、アイコンタクトをしたり、「やぁ」といったり、握手をしたり。
他にルールを作ってみる。
例)
・他の人とできるだけ距離を置いて動く。
・他の人とできるだけ近付いて動く。但し触れてはいけない。
・誰か(青い服を着ている、ショートヘアーの人など)にタッチする。
・誰かの腕・膝などをくっつける。
・ポーズをとる(地蔵、くの字、シェー)。
・背の高い人から背の低い人へと整列。
・年齢順に整列。

相手を感じることも、自分を感じることも大事。そうした中で、躊躇せずに動きに移していけるように。

(08)Carwash−洗車−
エネルギー開放、イマジネーション、マイム

a. 4〜6人のグループに分ける。
b. 何人かが車の中に座っているとして、イスに座って並ぶ。
c. 残りの人たちが、車の形をイメージして、車を拭く。
d. 他の人とイメージの車に狂いが出ないように注意しながら、パントマイムで車を拭く。
車をイメージで作らず、人を立たせ(もしくは四つんばいにさせ)、他の人たちが全身を拭く。背中や顔などすみずみまで直接触って行う。

ガソリンスタンドをイメージして行うとやりやすいかもしれない。周りからみて、車の形が見えてくれば、拭く側はイメージを共有してマイムを行っているという証拠だ。雑巾などは持たず、持っているつもりで手のひらで拭くこと。

(09)The Invible Ball 1−見えないボール1-
エネルギー、イマジネーション、声

a. 円になって立つ。エクササイズは、見えないボールを人から人へとパスするというもの。
b. 重さが一定のボールを、異なるスピード、異なる高さでパスする。ここで特に大切な点は、身体の線・角度がボールの通る道を示しているということ。
c. 投げるときに声を発する。その声は、投げる人の手を離れてから、受ける人の手に届くまで発せられる。
d. ボールを受けると同時に、生きたエネルギーが身体に入り、投げるときにまたそのエネルギーが解放される。そのため、速い一直線のボールだと、受け手の身体をスピンさせるかもしれない。受け手は、スピンするにしろ受けたボールの軌道を新しい軌道に変えて、誰かに投げることになる。
e. このようにキャッチボールを行う。受け手は、見えないボールだけでなく、エネルギーと声も受け取っていることになる。

メンタル面でも、フィジカル面でも、声の上でもダイナミックなエネルギーを発することになるので、定期的に繰り返し行うといいだろう。アイコンタクトも出来ているかチェックしておこう。

(10)The Invisible Ball2−見えないボール2−
エネルギー、反応、イマジネーション

a. ペアで向き合って立つ。見えないボール1と同じく、見えないエネルギーのボールをパスし合う。今回は声を発さなくて良い。
b. トレーナーが手を上げると軽く、引く下げるとそのボールは重くなる。従って、トレーナーの手の高さに注意し、それに即してボールの重さが変わっているとイメージして行う。完全に手がまっすぐ上に上がると、羽のように軽く、手がまっすぐ下に下りた状態ではボウリングの球よりも重くなる。
トレーナーの右手は、重さと軽さを指示し、左手はボールの大きさを指示する。手を上に上げるとボールは大きくなり、手を下に下げると小さくなる。

エネルギーを発するよりも、イマジネーションが大切になる。

(11)It Takes What It Takes-同時に-
マルチレベルフォーカス、集中

a. よく知っている歌をうたいながら、同時に与えられた課題をこなす。 
b. 課題は、例えば計算をしたり、絵を描いたり、お金を数えたり、キャッチボールをしたり、英文を書き写したりなど。歌がうたい終わった時点で終了。
歌ではなく、様々なテーマについて語る。
何人か同時に行い、あとで誰がどんなことを語っていたか、思い出す。すなわち、「語る」「動く」「聞く」の三つのことを同時に行っていることになる。

リーダーは、課題を書いたカードを用意してくるのもいい。同時に二種類の異なるフォーカスを持つことが非常に難しいということを理解してもらうと共に、演技では様々なマルチフォーカスが必要になるということを伝えてあげたい。

(12)ConcertT-コンサート1-
発声アウェアネス、アンサンブル、アダプテーション

a. 頭を中心に向け、円状になって、膝を立てて寝そべる。
b. トレーナーが「Ah〜〜」と発声すると、皆も同じ音程で「Ah〜〜」と発声する。
c. 息が続かなくなったら、違う音程に変えて「Ah〜〜」と発声し直す。そうすると、めいめい音程が違う状態になる。
d. トレーナーが「コンサート」と叫んだ瞬間、全員は音程を合わせなければならない。全員の音程は揃うが、また息が続かなくなったら、違う音程に変えて声を出す。これを繰り返す。

誰かに音程を合わせるのではなく、全体の意識で合わせることになる。もちろんスムーズに合わせることができたほうが良い。

(13)ConcertU-コンサート2-
グループアウェアネス、アンサンブル、アダプテーション

a. 円になって、向き合って座る。
b. 皆、めいめいに違うリズムで手拍子をうつ。
c. トレーナーが「コンサート!」と叫ぶと、全員のリズムを一定にさせる。
d. トレーナーが「解散!」と叫ぶと、またバラバラに手拍子をうつ。
バラバラにフロアを歩いていて、「コンサート!」というと、誰かの後ろをついて歩く。すなわち円になって歩くことになる。

全体に合わせるという意識。適応(アダプテーション)がなければ、アンサンブルは作れない。

(14)Tribe-部族-
グループアウェアネス、アンサンブル

a. グループの中でスピードをそろえてフロアを移動する。(空いている空間に進んで行こうとしなくてよい)
b. はじめは、ノーマルスピードで、それからスピードを速めたり遅めたりする。グループの中で言葉ではない、意思疎通が必要になる。アイコンタクトは大切。
2つのグループに分かれる。スピードを決める司令塔をあらかじめ決め、2分間スピードを変えながら歩く。もう一方のグループが、誰が司令塔だったかを当てる。すなわち、第三者にわからないレベルのアダプテーションが必要になる。

フォーカスを視界一杯まで広げないといけない。当てるゲームでは、視線の動きで読まれないように。

(15)Group Clap-みんなでクラップ-
集中、グループアウェアネス、クイックフォーカス

a. 円になって、外側を向いて立つ。
b. 全員で、中指の先だけひっつけた状態でつながる。
c. 全員、同時に手を叩くことを目指す。すなわち、指が離れた瞬間を感じとって、クラップする。これが一致すればOK。
円にならず、中指がひっついていれば、蛇行した形でも、座ってたり立ってたりしてもどんな形でもよい。

さほど難しくなく、また時間もかからないシンプルなゲーム。人数が多かったり、こどもがやると難しいかもしれない。周りに合わせるという点でアンサンブルが必要。

(16)Guess the Leader-リーダーを当てろ-
集中、観察、模写

a. 2グループに分かれて対決。先行と後攻を決める。
b. 先行グループの準備が整うまで、後攻グループは見えない場所で待つ。
c. リーダーを決め、リーダーが行う一連のアクションを一度見て覚える(一度が無理なら、ルールを二度もしくは制限時間60秒というようにする)。
d. 後攻グループの前で、全く同時にアクションを再現し、誰がリーダーであったかを当てる。
e. 同じように後攻グループが行う。

行うアクションの長さは、最初10秒以上とし、慣れてくると20秒程度の連続した動きにするといい。トレーナーは、不正がないよう監視し、時間制限を設ける場合は、時間を見てスタートとタイムアップを告げる。

(17)Don't Blame Me-ドレミゲーム-
集中、音階

a. 円になって立つ。
b. ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドと音程を順にいっていく。途中で誰でも下の「ド」をいってもいい。そうすると次の人はレから始まる。ドが二人続いてはいけない。そうやって繰りかえす。
c. 一定のリズムを保ち、音程を外さないように。
バリエーション途中「ミ」のときには、「ミ」といわず、手を叩く。
バリエーション途中「ソ」のときには、「ソ」といわず、足を鳴らす。
バリエーション詰まった人が脱落するというルールを付け加える。

歌の発声練習にもなる。ピッチが一瞬で変化するので、その変化に即座に合わせて発声しなければならない。

(18)Finding Space-スペース-
空間アウェアネス、アンサンブル

a. 部屋の中を静かに歩いて移動する。空いている空間を探しながら。空いたスペースに辿り着いたとき、少しの間静止するかもしれないが、すぐまた別の空いているスペースへ移動する。 
b. リーダーが、「ストップ」といったとき、その場で完全に静止する。
音楽をかけて、テンポ・リズムを変えながらやってみる。
雨が降っていると仮定したり、雪が降っていると仮定したり、状況を変化させてみる。

空いているスペースに移動するには、他の人たちの動きを見ながら、おのおのが距離をとる必要がある。周りを感じ、周りに合わせることがアンサンブルである。

(19)Zombie Dead-ゾンビー・ゲーム-
集中、アイ・コンタクト、反応

a. 円になって、立つ。ゾンビ役一人が中央に立つ。 
b. ゾンビは両手を前に伸ばした状態で、円の中心から誰かに狙いを定める。常に、手の先である前を向いている。そして狙いを定めたら、真っ直ぐにその人へ近付く。
c. 狙われたと思ったら、ゾンビにつかまれる前に誰かにアイコンタクトをする。アイコンタクトを受けた人は、すぐさま狙われている人の名前を呼ばなければならない。
d. つかまれる前に名前が呼ばれたら、ゾンビは諦めてまた円の中心に戻り、新しいターゲットを決める。
e. つかまれてしまったら、つかまった人が次のゾンビとなって交代する。

名前が意外に出てこなかったりする。慣れてくるまではゾンビはゆっくりめでつかまえにいった方がいいだろう。必ず円の中心から真っ直ぐにつかまえに行くこと。

(20)Me!-ハイ!-
アウェアネス、信頼、集中

a. 部屋を自由に歩き回る。動きの流れとリズミカルさ、しなやかさを維持しながら。 
b. どのタイミングでもいいが、誰かが任意で腕を上げ、「ハイ!」と叫ぶ。その瞬間、身体を直立にさせた状態で前か後ろに倒れる。
c. 残りのものはすぐに倒れるのを防いであげる。
事前準備として、ペアでお互いに倒れるのを支える練習をしておくといい。

信頼が必要になるので、新しいメンバーでのエクササイズなどで行うといい。信頼できていないと、直立で倒れることができず、足を着いたり、くの字に身体が曲がったりする。

(21)Blind Sculpture-ブラインド・スカルプチャー-
身体アウェアネス、イマジネーション

a. 同姓でペアを組み、1mくらい離れて立つ。
b. 一方が目をつぶり、一方がポーズを取る。
c. 目をつぶった方は、手触りで、相手がどんなポーズを取っているのか探る。より細かい所まで(指の形など)探る。
d. ポーズを解き、目を開く。
e. 目をつぶっていた側がポーズを取ってみる。どの程度合っていたかを確認する。

楽しくできるゲーム。比較的仲良くなった頃のスキンシップゲームとしても使える。

(22)The Imagination Game-イマジネーション・サークル-
イマジネーション、反応

a. 円になって座る。そして、リーダーの命令や質問に対して即座に他のものは応えなければならない。考えるよりも早く。質問の場合はどんな変な答えでも良い。リーダーはイマジネーションを刺激する質問をする。
b. 質問例……2009年の流行語大賞は? 総理大臣の誰にも言えない隠れた趣味は?
c. 命令例……目の前にある箱を取って。箱の色は? 中に何が入ってる? 誰が入れた?
d. 音を要求する例……新発明のギターの音は? 赤いラクダの鳴き声は? 

単なる質問や命令ではなく、常にイマジネーションが必要になる。答える側は即答できることが大事。

(23)101 Things To Do With An Action−アクションリレー−
イマジネーション、観察、集中、即興、身体コントロール

a. 円になって座る。一人が立ち、マイムでアクションを行う。例えば、ボールを投げる動作をする、右腕を上げる、シェーのポーズをする、等。ワンアクションでよい。
b. 次の人が立ち、できるだけ正確にそのアクションを再現し、なおかつ、もう一つ新しいアクションを付け加える。そして、次の人へ。どんどん覚えるアクションが増えていく。
c. 何周か回るか、途中でわからなくなったら終了。

記憶力も必要だが、人が行ったアクションを正確に真似るためには、身体の意識とコントロールもできていないといけない。

(24)Musical Sculpture−音楽彫刻−
イマジネーション

a. ペアに分かれる。お互い向き合って一列に並ぶ。
b. 映画音楽などを30秒〜1分流す。一方をA、もう一方をBとすると、Aは彫刻で、Bが彫刻家となる。Bは、音楽を聴いたイメージから、Aの身体や表情を動かし、作品をつくる。
c. お互いの作品を鑑賞し、A、B交代する。

音楽は、あらかじめみんなで持ち寄ってもいい。感情やテーマを、独創的に表現してもらいたい。
(25)Points on the Floor−床にタッチ−
テーマチームワーク、頭の回転、リーダーシップ、独創性

a. 4〜5人のグループに分かれる。
b. 床に身体の一部がついている状態をポイント換算する。2本足で立っていたら2ポイント。両手と両足ならば4ポイント。五本の指と片足ならば6ポイントとなる。全員のぶんを合計した数が求められる。
c. リーダーは数を指定し、グループはできるだけ早く、しかし独創的なポーズで、その数をつくる。
d. 床で慣れたら、次は床と椅子で行う。例)「床:12 椅子:25」というように
e. 次は床と椅子とテーブル。
f. 次は床と椅子とテーブルと壁。

解説頭も身体も使うシアターゲーム。グループで協力して素早く数を作らないといけないので、チームワークとリーダーシップのゲームでもある。独創的なポースで、身体全身をつかって数字を作ろう。

(26)Concentration−集中力−
テーマイマジネーション、集中力、観察力

a. リラックスできる椅子に座り、初めて見る物体や絵、写真を観察する。アラームは5分以内でセットしておく。形や色などあらゆる要素に着目し観察する。はじめは全体的に。それから細かく。
b. アラームが鳴ったら、目を閉じ、心の中で観察したものをイメージする。
c. 目を開けて、実物と比べてみる。
バリエーション心の中で、その絵や写真を動かして展開させてみる。
バリエーションペアやグループで行う。観察するものは自分だけが見て、目をつぶって、口頭で説明する。その後、全員で実物を確認する。

解説一人でも出来るトレーニング。
しっかりと集中して観察しよう。俳優は想像力が大切なので、具体的に思い描けるように。余裕があるようであれば、イメージを単なる静止状態から脱して、動かしてみよう。

(27)Oh,Balls!−オー、ボールズ−
テーマ集中、反応、マルチレベルフォーカス、コミュニケーション

a. 6〜10人ぐらいで円になって立つ。
b. ボールに名前を付けておく。ボールをパスするが、ちゃんとアイコンタクトを取ってからパスする。
c. ボールが床に落ちてしまったら、落ちた瞬間全員でボールを指さして、ボールの名前を叫ぶ。
d. ボールを徐々に増やしていく。(人数の1/3〜半分まで)
バリエーション歩きながらやってみよう。

解説しっかりとアイコンタクトを取ってから投げるので、基本的なコミュニケーションのゲームでもある。ボールが増えてきたら、広範囲に集中しながら、処理していかないといけない。複数のボールに集中できないと、名前を叫ぶことができない。
*使用されるマーク
」エクササイズのテーマ。狙っている目的や効果、また演技に直結する要素です。
」トレーナー側が注意すべきポイントです。
」応用です。別のやり方がある場合に書いてあります。
ぼく自身はある程度体系化してシアターゲームを整理していますが、このHPでは、ランダムにシアターゲームを選んで紹介していきます。
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