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一般社団法人日本グローバル演劇教育協会(GLODEA)

TRAINER LABO トップ

デヴィッド・ジンダー
Body Voice Imagination
ボディー・ボイス・イマジネーション

【INDEX】
1.Crossing the Threshold
2.Breaking the Ice
3.The WarmUp Sequences
-The Physical Warm Up
-The Walking Exercises
-Partner Exercises
-The Creative Warmup
4.Body and Voice Exercises
1.Crossing the Threshold

 これは、稽古に入る前に行う、導入と切り替えのエクササイズです。これから創造的活動に入るということで稽古モードにtranformationするために非常に重要なものです。

〔EX1〕Crossing the Threshold
稽古場の周りに皆並びます。
稽古に入る心の準備が出来た人から中へと進み、皆が揃うまで静かに待ちます。
全員がそろってから稽古を始めます。

2.Breaking the Ice

 今後ステップを踏んでトレーニングを体験していく上で、早い内に皆がうち解ける必要があります。気持ちよくスムーズに取り組んでいけるように、いくつかのエクササイズを紹介します。なにも最初の内にだけにやるエクササイズではありません。必要であれば、以後繰り返して行っても構いません。

〔EX2〕Circle of Names
ゆるやかな円を作ります。
一人がまず中央へ行き、それから左側にいた人から順にひとりひとりアイコンタクトをし、握手を求め、自分の名前をいう(ファーストネームのみ)。名前をいわれたら、その名前をオウム返しにしていう。
一周したら、また元の円に戻り、その右側の人が同様のことを行う。

NOTE:やるのは一度に一人のみで、他の人は私語をしたりしないように。挨拶の時に、身体全体を使って、大きくボディーランゲージをしましょう。

〔EX3〕Crazy Names T
全員、スペース全体を自由に動くことができる。
動きながら誰かれ構わず即座にフルネームで自己紹介をする。相手も自分のフルネームで自己紹介をする。
皆は、素早く動きながら、「ヒステリック」といっていい感じで走ってスペースを動く。
お互いの自己紹介が完了したら、またスペースを動き、自己紹介を繰り返す。同じ相手に何度行っても構わない。
「フリーズ!」の合図で、完全にその瞬間にストップします。そして、「コンティニュー!」の合図で、また動き出します。

NOTE:考える時間がないくらい、ヒステリックに相手を探し、自己紹介を繰り返します。握手や、自分の名前をいっている途中でも「フリーズ!」がかかったら、瞬間にエネルギーを閉じこめストップし、「コンティニュー!」の瞬間、爆発的に開放します。新しいグループで、勢いをつけるのが狙いなので、「ヒステリック」に行います。オープンにさせるにはスピードが大事です。

〔EX4〕Crazy Names U
Crazy NamesTと同じく、ヒステリックに走ったり、握手やアイコンタクトなど基本ルールは同じ。違う点は、自己紹介をする際に全く新しい名前を告げるという点です。
毎回違う名前を使うこと。男の名前でも女の名前でも構わないし、ジバリッシュ的な変わった名前でもいいです。友達の名前でも、映画俳優や政治家の名前でもOKです。

NOTE:名前を前もって用意しておくのではなく、コンタクトの瞬間まで空白にさせておき、その楽しさを味わいましょう。

〔EX5〕Crazy Names V-Class Reunion
まるで25年ぶりの同窓会のように、自己紹介をします。すなわち、懐かしさや驚きの感情をこめて、「○○だよ!」といいます。
しかし、年月が経っているので名前を思い出すまでに時間がかかります。過去から記憶を引っ張り出したように、相手も「●●だよ!」と自己紹介します。

NOTE:人によっては、背中をたたいたり、抱きしめたりしようとするが、それは避けるようにしましょう。相手が誰であろうかと探るエネルギーが大事であり、まだ初めて会った人たちがオープンにさせていく段階でのエクササイズです。

SUMMARY
上記四つの名前のゲームを行うことによって、俳優たちは連続した身体運動から紅潮し、興奮した状態になり、かなりリラックスした雰囲気になります。これが新しいグループであれば、お互いに名前を覚えるきっかけになっただけでなく、お互いの個性も見えてきたでしょう。見知らぬ人たちの集まりが、アンサンブルを築いていく出発点となったのです。

〔EX6〕Name Balls T
ゆるやかな円を描いて立ちます。ボールはジャグリングボールが望ましいですが、小さなボールであれば大丈夫です。
最初はボール一つから始めます。これを円の中でパスしますが、そのとき、自分のファーストネームをコールします。ボールが名前を運ぶように相手にパスされます。徐々にボールを増やしていき、参加者のおよそ三分の一ぐらいまでになります。

NOTE: 名前はボールに乗っかり、声の響きは相手がキャッチするまで続きます。 思い切り投げようと思わないように。軽くでいいです。ボールを受けたときが、投げる動作の始まりだと思って、身体全体で受け、そのムーヴメントを投げる動作につなげましょう。

〔EX7〕Name Balls U
基本のルールは上に同じです。今度は、投げる側の名前をいうのではなく、受ける側の名前をいいます。しっかりアイコンタクトをしてから投げるようにしましょう。名前が、相手を引きつける手段となってはいけません。

3.The WarmUp Sequences

 トレーニングクラスや稽古の前には、自由にウォームアップをする時間が必要です。しかし、案外曖昧で形となっていないストレッチをしているだけで、内心はどうすればいいのか誰か教えてほしいなどと思っているのです。彼らは目的もなく体を曲げたり、瞑想しているように床に寝そべったりしています。要するに、準備が不充分になっているのです。そこで、ジンダーは、ウォームアップのガイダンスをするようになったのです。ウォームアップエクササイズは繰り返して行うものです。
  この「ウォームアップシークエンス」では、2つのセクションに分かれます。「フィジカル・ウォームアップ」と「クリエイティブ・ウォームアップ」です。前者は純粋に身体の基礎を、後者は身体の意識と、「身体−想像力」の統合から俳優の創造性を刺激します。こうした流れの中で、「日常の」自分から「日常を超えた」自分に昇華し、そして「創造的な自分」へと更に昇華するのです。
  かなりフィジカルな要素が強いですが、「フィジカルシアター」のために考案されたものではありません。もちろんどの舞台表現のスタイルにも適応できますが、本質は俳優の自由な創造性を習慣づけさせることが狙いで、またアウェアネス(意識)を通して正確なコントロールが備わり、創造的表現につながるようにすることを目的としています。

The Physical Warm Up 

〔EX8〕The Energy Circle
ゆるやかに円になった状態から始めます。
拍手と「Ha!」(大きい、エネルギーのある言語化として)という叫び声を使います。ベーシックなパターンは次の通りです。一人が、円の右側の人に向かって、「Ha!」といいながらパンッと手を叩きます。これは同時です。受け取った人は同じように右側の人に、拍手と「Ha!」を送ります。方向は変えずに、できるだけ速く回していきます。

NOTE:スピーディーで、リズミカルな拍手と声の流れになります。休むことなく円の中で回します。受けるときと送るときで間があるのではなく、つながった連続した流れです。好き勝手にスピードや声の調子を変化させる必要はありません。力強く、エネルギーを発して、bodyとvoiceを同時に使って行います。

Emphases:リスク、エネルギー、自発

〔EX9〕Energy Circle : Reverse Flow
 「Energy Circle」で、スピーディーなリズムと強いエネルギーの流れが達成し、自発的な態勢になってきたでしょうか。
ゆるやかな円の状態で、拍手と「Ha!」という声を使って、次へ次へと隣へ渡していくのは変わりません。しかし、今回は同じ方向に繰り返して行うのではなく、いつでも回転を逆にして結構です。すなわち、渡してきた相手に対して返すことになります。

Emphases:自発、集中、「安」の感(by マイケル・チェーホフ)


〔EX10〕Energy Circle : All Directions
 「Energy Circle」の最も複雑なバージョンです。
基本ルールはそのままです。しかし、今回は隣の相手でなくて構いません。誰にでも渡すことが出来ます。すなわち、円を突っ切る形でエネルギーを渡します。

NOTE:アイコンタクトと、大きな身体的アクションがないと、誰に渡そうとしたのか不明瞭になってしまいます。

NOTE:Energy Circleで、もし誰かの集中が低かったら、勢いが止まってしまうでしょう。そこで「アンサンブルの責任(ensembel responsibility)」ということが大事になります。このゲームは、リズム感を損なわず、高いエネルギーをキープして音とジェスチャーを行うものです。従って、誰かがエネルギーを低下させてしまったら、誰かが速やかに復活させなければいけません。

〔EX11〕Staccato/Legato
マイケル・チェーホフによって創り出されたエクササイズで、チェーホフの指導のもの、様々なバリエーションが生まれたエクササイズです。
適当な間隔を置いて、部屋に散らばります。皆、向いている方向は同じです。
基本姿勢は、足が肩幅に開いて直立した状態です。これをゼロポジションといいます。
皆同時に合わせて、手と腕を突き出すアクションをします。
(右)左の足を固定させ、右へステップ。手と腕を突き出して伸ばします。目は先を見る感じで。一瞬止まって、腕を落とし、ゼロポジションへ戻ります。
(左)右の足を固定させ、左へステップ。同様に行います。
(上)頭上へ突き出す。指は伸びています。 足は地につけたまま。目線は天井。
(下)膝を曲げ、床に向かって手と腕を伸ばします。頭も落ちています。
(前)左足を固定させ、大きく前へステップし、同様に。
(後)左足を固定させ、後方ほステップし、同様に後ろへ伸ばします。
これらを2回スタッカートで、2回レガートで、それから1回スタッカート、1回レガートで行います。

NOTE:ゼロポジションに戻るときに、エネルギーを貯え、突き出すときにエネルギーを出します。

Emphasis:保持と放出、チェーホフの「フォー・ブラザーズ」、ゼロポジション

The Walking Exercises

〔EX12〕Mini-Maxi Pacing
自由に広がります。狭い場所で多人数が行うことは、ぶつかる危険があるので、広めの場所を用意してください。
これから行うのは「歩く」トレーニングです。トレーナーは、「歩きたいという気持ちを持ってください。その気持ちが堪えきれなくなったら、非常にゆっくりと歩き始めてください」と声をかけます。ゆっくりと歩き始め、その速度はできるかぎり一定にさせて下さい。
次に少しスピードを上げ、そしてそのスピードを一定に保ってください。そのまま、何段階とスピードを上げ、最も速いスピードまで上げます。しかし、走りにはなりません。走りはエネルギーを開放してしまうので、このエクササイズでは必要ありません。
マックスまで達したら、今度は逆にペースを遅めていきます。何段階とスピードを下げ、最終的にストップするところまでいきます。このときでも、身体の内部では歩くエネルギーが共鳴しています。
内部の歩くエネルギーを徐々に消滅させ、その場に座ります。

NOTE: ソフト・フォーカス(特になにかの対象物に集中するのではなく、リラックスした視界) でよい。 また、ゆっくりなスピードというのは、スローモーションを意味しているわけではありません。スローモーションというのは筋肉を使ってゆっくりした動きを作ります。ナチュラルで、適度にリラックスした歩きで行います。

Emphases: 身体、空間の意識、ソフトフォーカス、自発、「安」の感

〔EX13〕Walking Variations-Direction Changes
自由に広がります。要領はMini-Maxi Pacingと同じです。「歩きたい」という気持ちを持ち、歩き、最も早い歩きになったら、逆にペースを下げ、ストップします。
今回の場合は、突然、アットランダムに、方向チェンジがあります。

NOTE:ぶつかりそうになる危険、その危険を避ける判断や動きが必要になるでしょうが、自分のペースを崩してはいけません。ちょっとスピードを緩めて、相手を通過させたりということはいらないのです。どのような障害であれ、気持ち・ペース・自発性を維持してください。
  また、俳優達の緊張にも注目しましょう。拳を握っていたり、あごを引いて強ばっていたり、首が緊張していたりします。これらを指摘し、リラックスして出来るように促してください。

〔EX14〕The Hunt and the Pounce
適当に広がり、歩く準備をします。
Mini-Maxi Pacingと同じ要領で考えます。ただしイマジネーションを使います。ハンターは、自分たちが探しているのがなんなのか、またそのなにかがどこにあるのかわかりません。ハンターたちのタスクは、獲物を探り出し、その「なにか」に近づき、立ち向かう態勢をとります。(この獲物はずっと「わからないもの」として扱います。具体的なイメージをする必要はありません)
ゆっくり動き始めます。最初は未知の獲物を見つけなければいけません。何を探しているのか知らないため、身体全体をセンサーとして使いながら、わずかな存在も察知するように努力します。
探しているなにかに近付いたと微細に察知したら、徐々にペースを速めます。ただ、場所はまだわかりません。いつでも方向を変え、最も強い気配を探します。気づかれないように慎重に歩く必要があります。
獲物の気配がまさに強くなったとき、攻撃できる距離まで移動するために最も速く動きます。
そして距離がマックスまで近くなったとき、スピードが緩みます。攻撃の出来る距離です。また同時に防御も必要な距離です。ほとんど0までスピードを落とします。
そして「飛びかかる(pounce)」のです。それは殺そうという気持ちでも、保護しようという気持ちでも構いません。しかし、獲物はどこかに逃げてしまいました。ゆっくりと立位の体勢になります。しかし、気持ちが完全に失われたわけではなく、わずかに残っています。

NOTE:身体はリラックスしているが、アドレナリンは出ているという状態で行うことになります。

〔EX15〕Walking Variations-Fast Walk Freeze
・Walking Variationsと同じように、全体に散らばり、俳優の「歩きたい」という気持ちから歩き始める。「早歩き」で行う。目線はsoft focus(どこかに焦点を当てるのではなく、ぼんやりと前方を)。
・パンッという拍手で、フリーズする。次の拍手で、再び早歩き。
・前方に進む運動とフリーズによる静止は対照的なだけに、エネルギーと身体バランスが急速に変化し、調整されることになる。このときの状態、感覚をよく意識しておくこと。

〔EX16〕Freeze-to Self Start 
・スタートは指示ではなく、俳優が前もってすべてを細かくイメージした後に自主的にスタートする。

〔EX17〕One Moves-All Move
・フリーズの後、俳優は自分の身体の状態を意識する。そして、誰か一人が動き出したら他のものも動き始める。

〔EX18〕Freeze One-Freeze All
・誰でもいつでもフリーズすることができる。誰かがフリーズしたら皆もフリーズしないといけない。フリーズから動き出すときも同様に行う。

Emphases:身体アウェアネス etc.

Partner Exercises

〔EX19〕Three-Way Blind 
ペアとなり、一方が目をつぶります。目を開けている方が、目を閉じている方を導いてあげます。
Step1-Hand in Hand……手をつなぎ、目をつぶっている人は、手によって導かれる。
Step2-Hands on Palms……お互いに向かい合い、目を開けている方が手のひらを上向きに差し出し、目を閉じている方がその上に手のひらを載せます。そして導かれます。
Step3-Voice Leading……身体の接触はなく、声で導かれます。すなわち指示によって導かれます。

Emphases:信頼、「安」の感、自発

〔EX20〕Partner Moving 
ペアとなり、目は開けたままフロア全体を使います。
ペア同士なるべく離れて距離を置きます。お互いを見ず、soft focusで捉えておきます。
どちらのパートナーが基準ではありませんが、相手の動きに合わせてすぐに反応して動きます。
速度や方向、動作などを変化させます。それはどれか一つの要素ではなく、組み合わさっていても構いません。接触は一切しません。

Emphases:自発、意識 etc.

〔EX21〕Energy Exchange 
ヴァイオラ・スポーリンでは「Space Substance」と呼ばれるものです。
ペアとなり、フロア全体を使います。目は開けたままイメージし、閉じる必要はありません。
空間が徐々に濃くなっていくと想像します。自分たちを取り囲んでいるジェルのような空間物質を想像します。従って、一人が動くと、波紋のように一方にも伝わります。

ver.最初は個人で空間物質を意識することからはじめ、その後誰かと繋がることを試してみます。相手を任意に選んで繋がったり、繋がりを切って、一人で空間物質を遊んでみたりします。

〔EX22〕Energy Exchange -Group Variation
一人でもペアでもなく、集団で行ってみます。最初は3人、次に4人と、徐々に全体にしていくといいでしょう。

The Creative Warmup

〔EX22〕The Basic Center Exercise 
三つのセンターがあると意識します。「頭」「胸」「腹」の三つです。
適当な場所を見つけ、静かに立ち、「〜したい」と思う心の状態(readiness)を作ります。
三つのセンターのうち、どれか一つを指示します。俳優たちは、そのセンターに意識を集中します。そして、そこにエネルギーがあることを感じます。
そのセンターを意識して歩き始める。センターは姿勢や歩き方、空間の感覚、動きの感覚、身体の感覚、どのように関わっているでしょうか?
動きを止めます。まだ、センターへの意識は残っています。
次のセンターを指示します。
そのセンターのエネルギーが意識できたら、動き始めます。

ver.歩くことに正当化やストーリーは必要ありません。他の人とのアイコンタクトも必要ありません。

〔EX23〕Moving with a Center (Physical Awareness) 
適当な場所を見つけ、静かに立ち、「〜したい」と思う心の状態(readiness)を作ります。
「腹」のセンターに集中します。センターからのエネルギー供給を受けて動き出してください。センターと身体の各部分は繋がっているという感覚です。
別の「頭」か「胸」のセンターで同様に行います。

NOTE:マリオネットの糸のようにセンターから動きを導いています。センターから無限のエネルギーが供給されていると感じてください。動きはストーリーではなく、曖昧で構いません。同じ動きを繰り返したり、動きに法則性は必要ありません。全身隅々まで使うと共に、「安」の感を維持して。

Emphases: 身体アウェアネス、「安」の感、「美」の感、創造的な流れ etc.

Body and Voice Exercises

〔EX24〕Song Circle 
円になって、座ります。誰が最初のリーダーになるかを決めましょう。リーダーは時計回りで交代していくか、指名して交代していきます。
リーダーが、なにか音(覚えられるフレーズ)を決めます。これは、リーダーが変えるまで使い続けます。
みんなはリーダーの創る音を聞いて、真似ます。リーダーが新しい音に変えたら、みんなも変えます。
1分半〜2分程度で交代しましょう。

NOTE:音はジバリッシュのような、無意味なサウンドで構いません。みんなが覚えられるように、絶えず変化させるのではなく、規則性を維持して、新しいサウンドに変えるまで繰り返してください。

Emphases: 未知への突入、「全」の感、繋がり etc.

〔EX25〕Creat a Song
適当に散らばり、座ります。正しい姿勢のほうがよいでしょう。
名前を呼ばれた人は、簡単なノンヴァーバルな3〜4トーンのメロディーを歌い、リピートします。
グループの他のメンバーは、そのメロディーを聴いて、歌い手と一緒にリピートします。
誰かと一緒にリピートを続けてもいいし、新しいメロディーを生み出しても構いません。そうすると、誰かが新しいメロディーを真似しだすかもしれません。誰かのを真似て一緒にリピートしてもいいし、また誰かに移ってもいいし、自分で生み出しても構いません。

NOTE: Song Circleより自由度があり、複数のメロディーが混在しながら変化することになります。

David Zinderと

デヴィッド・ジンダーと

*ここではマイケル・チェーホフの流れをくむ現代のトレーナー、デヴィッド・ジンダー(David Zinder)のメソッドのエクササイズを紹介します。
「Second to Second」
インプロヴァイゼイションのテクニックとして、「ほんの一瞬」での選択が必要な場合があり、このケースでは俳優はオープンであること以外準備していません。
Michael Chekhov`Everything you do is a little work of ar(あなたの行動の全ては芸術の小さな部品).'
国際的な演技スクール WIAS ウィアス